手すり子の間隔の計算方法
2本の支柱の間には内法の開口があります。手すり子がn本なら、すき間はn + 1か所(両端の支柱側に1か所ずつを含む)になるため、次の式で求めます。
n = ⌈(開口 − 最大すき間)÷(手すり子の幅 + 最大すき間)⌉、すき間 =(開口 − n × 手すり子の幅)÷(n + 1)
開口800 mm、手すり子の幅30 mm、最大すき間110 mmの場合、手すり子5本で、すき間は均等に約108.3 mmになります。
手すりの各区間は、まず支柱の最大間隔を超えない等しい区画に分けます。区間が角でつながる場合は、角の支柱を共有します。
例:2.7 × 1.8 mのデッキの3辺
1.8 mの2辺と2.7 mの1辺に手すりを設け、90 mm角の支柱を最大900 mm間隔、幅30 mmの手すり子をすき間110 mm以下で並べる場合:支柱8本、7区画、手すり子35本です。割れやカットミスに備えて、手すり子は数本多めに購入しましょう。
階段の部分を空けたい場合は、開口の両側をそれぞれ別の区間として入力し、つながらない場合は「角の支柱を共有」のチェックを外してください。
よくある質問
ウッドデッキの手すり子の間隔はどれくらいにすべきですか?
地面に近い1階のウッドデッキに一律の基準はありませんが、子どもの転落やすり抜けを防ぐ目安として、住宅性能表示制度の評価方法基準(高齢者等配慮対策等級)では、転落防止手すりの手すり子の間隔を内法110 mm以下としています(国土交通省の資料)。計算ツールは手すり子を均等に割り付け、支柱側を含むすべてのすき間を指定した最大値以下に保ちます。
手すり1 mあたり手すり子は何本必要ですか?
幅30 mmの手すり子をすき間110 mmで並べると、手すり1 mあたり約7.1本になります。正確な本数は支柱間の内法によって変わります。
ウッドデッキの手すりの高さはどれくらい必要ですか?
建築基準法施行令 第126条(屋上広場等の手すり)では、屋上広場や2階以上のバルコニーなどの周囲に高さ1.1 m以上の手すり壁・さく・金網を設けるよう定めています。地面に近い1階のウッドデッキに一律の高さ基準はありませんが、2階のデッキバルコニーや高さのあるデッキではこの1.1 mが目安になります。自治体や施工業者にも確認してください。
手すりの支柱の間隔はどれくらいにすべきですか?
手すりの製品と支柱の固定方法によって異なります。上の計算例では900 mmとしていますが、これは目安ではなく例です。既製品の手すりは説明書に最大間隔が記載されています。お使いの手すりの説明書に記載された値を使い、支柱は根太や大引にしっかり固定してください。